霧島市・姶良市を中心に活動する有限会社池澤工務店です。私たちは新築工事、リフォーム工事、大工工事を手がけており、創業から地域密着型の丁寧な施工でお客さまの住まいづくりをサポートしております。今回は、和室の畳からフローリングへのリフォームについて、費用相場から工程、注意点まで詳しく解説いたします。
目次・メニュー
畳からフローリングへの変更方法と種類

和室の畳をフローリングに変更する方法は、大きく分けて「張り替え工法」と「重ね張り工法」の2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、お客さまの予算や住宅の状況に応じて最適な方法をご提案いたします。
張り替え工法と重ね張り工法の違い
張り替え工法は、畳を完全に撤去してから新しいフローリングを施工する方法です。下地の状態を確認・調整できるため、長期的に安心してご利用いただけます。霧島市の湿気の多い気候では、下地の湿気対策も同時に行えるメリットがあります。
重ね張り工法は、既存の畳の上に直接フローリング材を施工する方法です。工期が短く、費用も抑えられますが、室内の高さが上がることや、湿気対策に注意が必要です。
霧島市のような湿気の多い地域では、張り替え工法で防湿対策を施すことをおすすめいたします。畳の調湿機能がなくなるため、適切な湿気対策が快適な住環境を保つ鍵となります。
フローリング材の選び方
フローリング材は、主に「複合フローリング」と「無垢フローリング」に分かれます。それぞれの特徴をご紹介いたします。
複合フローリング
費用:6畳で8~15万円
特徴:湿気に強く、メンテナンスが簡単
適用場所:リビング、子供部屋におすすめ
耐用年数:10~15年
無垢フローリング
費用:6畳で13~25万円
特徴:自然な質感、足触りが良い
適用場所:寝室、書斎におすすめ
耐用年数:30年以上(適切なメンテナンス時)
霧島市での費用相場と内訳
霧島市・姶良市での畳からフローリングへのリフォーム費用は、部屋の広さや選択する材料、工法によって変動いたします。一般的な費用相場をご紹介いたします。
部屋の広さ別費用目安
6畳和室
張り替え工法:15~25万円
重ね張り工法:12~20万円
工期:1~2日
含まれる作業:畳撤去、下地調整、フローリング施工
8畳和室
張り替え工法:20~35万円
重ね張り工法:16~28万円
工期:2~3日
含まれる作業:畳撤去、下地調整、フローリング施工
追加工事が必要なケース
霧島市の築年数の古い住宅では、以下の追加工事が必要になる場合があります。
・断熱材設置
3~5万円(6畳あたり)- 霧島市の冬の冷え込み対策
・防湿シート設置
1~2万円(6畳あたり)- 湿気対策として重要
・根太調整
5~8万円(6畳あたり)- 床の強度確保のため
・巾木・廻り縁工事
3~5万円(部屋全体)- 仕上がりを美しくするため
施工工程と工期について
畳からフローリングへのリフォーム工程を、張り替え工法を例に詳しくご説明いたします。私たち池澤工務店では、お客さまに安心していただけるよう、各工程を丁寧にご説明しながら進めております。
詳細な作業手順
1. 家具移動・養生作業
お客さまの家具を丁寧に移動し、他の部屋や廊下を保護シートで養生いたします。
2. 畳の撤去
既存の畳を撤去し、適切に処分いたします。霧島市の廃棄物処理に従い、環境に配慮した処分を行います。
3. 下地確認・調整
床下の状態を確認し、必要に応じて根太の調整や断熱材の設置を行います。霧島市の気候特性を考慮した湿気対策も実施いたします。
4. 下地材設置
合板などの下地材を設置し、フローリング施工の準備を整えます。
5. フローリング施工
選択いただいたフローリング材を丁寧に施工いたします。継ぎ目や壁際の処理も美しく仕上げます。
6. 巾木・仕上げ工事
壁と床の境界に巾木を設置し、全体の仕上がりを美しく整えます。
工期の目安
6畳程度の和室
張り替え工法:1~2日
重ね張り工法:1日
作業時間:8時~18時
準備期間:家具移動等で0.5日
8畳以上の和室
張り替え工法:2~3日
重ね張り工法:1~2日
作業時間:8時~18時
追加工事:断熱材設置時は+1日
活用できる補助金制度
霧島市・姶良市でのリフォームでは、国や自治体の補助金制度を活用することで、費用負担を軽減できる場合があります。2025年現在利用可能な制度をご紹介いたします。
霧島市の補助制度
▼霧島市ふるさと創生移住定住促進制度
補助額:工事費用の80%(上限20万円)
対象条件:霧島市への移住者・定住者
申請期間:2023年4月1日~2026年3月31日
対象工事:住宅の改修・リフォーム全般
霧島市の補助制度は着工前の申請が必須です。工事開始後の申請は受付できませんので、計画段階でご相談ください。また、市町村税の滞納がないことが条件となります。
国の支援制度
▼2025年子育てグリーン住宅支援事業
補助額:最大60万円(省エネ改修と併用した場合)
対象工事:バリアフリー改修、省エネ改修等
申請方法:登録事業者による代理申請
▼先進的窓リノベ2025事業
補助額:工事費用の33%(上限210万円)
対象工事:高断熱窓への交換
併用可能:他の補助制度との併用が可能
給湯省エネ2025事業
補助額:1台あたり5~7万円
対象機器:エコキュート、エネファーム等
申請方法:ワンストップ申請
併用:他制度との併用可能
リフォーム時の注意点とポイント
霧島市・姶良市での畳からフローリングへのリフォームでは、地域特性を理解した施工が重要です。長年の経験を活かし、地域に最適なリフォームのポイントをお伝えいたします。
霧島市の気候への配慮
霧島市は年間降水量が多く、湿気の多い気候が特徴です。畳からフローリングへの変更では、以下の点に特に注意が必要です。
・湿気対策の重要性
畳には調湿機能がありますが、フローリングにはその機能がありません。そのため、適切な防湿対策と換気計画が必要です。
・床下の断熱・防湿対策
霧島市の冬の冷え込みと夏の湿気に対応するため、床下に断熱材と防湿シートの設置をおすすめいたします。
・台風対策
鹿児島県は台風の通り道でもあります。強風による建物への影響を考慮し、床材の固定方法にも配慮いたします。
メンテナンスのコツ
フローリングを長持ちさせるためのメンテナンス方法をご紹介いたします。
日常のお手入れ
掃除頻度:週2~3回の掃除機がけ
水拭き:月1~2回、固く絞った雑巾で
注意点:過度な水分は避ける
湿度管理:40~60%を保つ
定期メンテナンス
ワックスがけ:年2~3回
傷補修:発見次第早めに対応
専門点検:5年に1回程度
張替時期:複合材10~15年、無垢材30年
「参照:フローリングの耐用年数|HAGS」
▼季節別の注意点
梅雨時期:除湿器の活用、こまめな換気
夏季:エアコンによる適切な湿度管理
冬季:加湿器の使用、急激な温度変化を避ける
台風シーズン:雨漏りチェック、床材の状態確認
霧島市の気候では、フローリング材の選択が特に重要です。湿気に強い複合フローリングを選ぶか、無垢材の場合は適切な表面処理を施すことで、長期間美しい状態を保てます。当社では地域特性を熟知した材料選びと施工でサポートいたします。
快適な住空間への第一歩
畳からフローリングへのリフォームは、住まいの利便性向上と快適性の向上を実現する効果的な方法です。霧島市・姶良市の気候特性を理解した適切な施工により、お客さまに長くご満足いただける住空間をご提供いたします。
有限会社池澤工務店では、お客さまのライフスタイルやご予算に合わせた最適なリフォームプランをご提案いたします。地域密着型の工務店として、施工後のアフターサービスも充実しており、安心してお任せいただけます。
費用や工期、補助金の活用方法など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。現地調査とお見積りは無料で承っております。お客さまの大切な住まいを、より快適で美しい空間へと生まれ変わらせるお手伝いをさせていただきます。






